「受診して診断がついたらどうしよう」という不安があるから、発達外来の受診をするのがこわい。
その思いが強くある方にこそ読んでいただきたい当時の私の思いです。
私の場合は、「受診して診断がついたらどうしようという不安」よりも、毎日続く「なぜ?」という疑問や、自分の育て方のせいかもしれないという疑念。
そんなグレーな状態に居続けるなら、「その正体を知って安心したかった」のです。
だから「受診して診断がつかなかったらどうしようという不安」の方が多くあったような気がします。
毎日「もしかして?」と思いながら過ごすエネルギーの消耗。
周囲とのズレを感じるたびに、理由を探してしまう自分。
「性格」なのか「特性」なのか分からない不安。

宙ぶらりんな状態が一番のストレスでした
私が求めていたのは「対策」より「納得」
当時の私には、「対策」なんて未来、考えるほど余裕はありませんでした。
ただ、「この子たちの行動にはこういった理由があるんだ」という免罪符のような、納得できる根拠が欲しかったのです。
「理由がわかれば、今のこのイライラや申し訳なさから少しは解放されるかもしれない」
そう思ったのが、受診の大きな一歩でした。
受診して「劇的に」何かが変わったわけではないけれど
受診したからといって、魔法のように育児が楽になったわけではありません。便利なグッズを使いこなせるようになったわけでもありません。
でも、「あ、これは特性なんだな」と思える瞬間が増えただけで、私の心には少しだけ余裕ができました。
SNSもやっていない私の独り言のようなブログですが、もし「安心したいから受診したい」と思っている方がいたら。
その直感は間違っていないと、当時の自分にも今のあなたにも伝えたいです。
今でもふとした時に「私が無理やり診断をつけさせてしまったのではないか」という思いが頭をよぎることがあります。
そんな時は、診断までに関わってくれた人たちのことを一つずつ思い出します。
心理の先生との面談、学校の先生が書いてくださった評価、子供たちが一生懸命受けたテスト、そして専門医による診察……。
診断は、私ひとりの力でどうにかできるものではなかった。
多くの専門家の目を通した結果なんだ。
そう自分に言い聞かせることで、私はまた、前を向くことができています。

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